Last Updated on 2024年11月5日 by mhci
無理をせずに将来のために資産を残したい人にお勧め
将来に向けて資産運用がしたい、できるだけ確実な資産を残したい人は、「純金積立」がおすすめです。
名前は聞いたことがあるけれど、いまいちどう言ったものなのかわからないと言う人は、多いのではないでしょうか?
純金積立とは、毎月一定価格を積み立ててその時の金の価格に基づき純金を購入すると言うものです。
今は金の価値が上がっている時代です。
現金を銀行に預けたり、株式投資をするよりも確実だと唱える人も多いのです。
なぜ金が良いのかと言うと、2000年以降に急激に金の価格が上昇しているのです。
9.11のアメリカ同時多発テロが金の価格上昇のきっかけの一つと言われています。
さらに、サブプライムローン問題などもドル安と金価格の高騰の要因とされているのです。
リアルタイムで変動はありますが、2000年以降はずっと高い水準を保っているため、信頼できる投資として始める人が増えているのです。
しかし純金を買うと言っても価格が高いのでは?と心配になる人もいるでしょう。
この運用の良い所は、毎月1.000円単位の少額から始められるのがメリットでもあります。
今現在余裕がなくても、1.000円と言う低価格で始められることは嬉しい限りです。
この始めやすさも支持される理由になっているのです。
契約すると、毎月決まった金額が口座から引き落とされるシステムになっています。
最低積立価格は1.000~3.000円と言う会社が多く、それより上も1.000円単位で設定できます。
初期設定が安いだけでなく、その時その時の金の相場を見て、追加購入することも可能なのです。
つまり無理をせずに運用が始められる上に、自分のタイミング次第で購入額を増やせるのです。
これを「スポット購入」と言います。
積立方法の種類と金の保管と管理
スポット購入は電話やネットなどで買い増しできるため、とても気軽なサービスです。
ボーナスで手元に余裕がある時など、自分のお財布事情に合わせられるのが良い所でしょう。
毎月決まった金額を購入する方法を「ドルコスト平均法」と呼びます。
金の価値が高い時は少ない量を、金の価値が高い時には量を多く購入することになります。
こうすることによって購入価格が平均化されるので、価格変動のリスクを軽減できるのです。
純金積立を取り扱っている所は、株式会社ゴールドリンクや地金会社や貴金属会社の他にも証券会社でも請け負っています。
会社によって手数料や積立金額なども変わってくるので、色々な会社を比べて選んでみてください。
実際に純金積立を始めると、購入した金はどこにあるのか気になるものです。
金を買うと言っても、実際に毎月自分の手元に送られてくるわけではありません。
管理はすべて運営会社が行ってくれます。
貸金庫に保管したりする手間もないし、盗難の心配もなくなるのが助かります。
一般的に保管料が掛からないため、安全を確保しながら確実に管理してもらえます。
金地金として手元に置いておくのは、貸金庫代や手間が掛かるものなのです。
その点、管理をすべて任せられるのは大きなポイントになるでしょう。
積立を続けて貯まった金は、もちろん受け取ることができます。
受け取り方法はさまざまあり、自分に合ったものを選びましょう。
まず金地金引き出しは、金そのものを受け取ることができます。
金を売却し手から現金で受け取ることも可能です。
取引会社によって、ジュエリーや金貨として受け取る方法もあるのです。
金貨の種類やジュエリーの種類が選べるのも嬉しいです。
金ではなく、銀やプラチナに交換できることもあるので、どんな受け取り方が最適か吟味してください。
運営会社によって違うコスト面を比較したい
メリットが多いイメージがありますが、もちろんデメリットも存在します。
金価格は常に変化しているものですが、運営会社が発表している小売価格でしか買うことができないのです。
その点がリアルタイムで売買できる株式とは違うところです。
短期間で高い売却益を出すことは難しいため、長い目で将来を見ている人に向いている投資法なのです。
また年会費や積立購入手数料などが発生することも覚えておきましょう。
年間費を抑えたいならネット証券会社がおすすめです。
ネット証券会社では年間費が無料となっているのです。
純金積立の口座を持つだけで年間費は掛かるものなので、ネット証券を上手く利用して少しでもコストを抑えるのも賢い方法なのです。
最近はネットで購入できる運営会社も増えています。
どこでも価格や取引履歴などのデータを確認できるのが便利です。
この利便性の良さが、初心者でも始めやすい利点にもなっています。
このようにいくつかのチェックポイントはありますが、安定性のある投資を行いたい人には最適な形と言えるでしょう。
将来的な資産の不安を少しでも解消したいなら、ぜひ純金への投資を始めてみてください。